美術大学を目指した際の受験体験記

美術大学卒業後はテキスタイルデザイナーを3年、子供服のデザイナーを2年経験されたaoiさんの受験体験記です。

有名な芸術大学を目指して

公立芸術大学の受験を考えた一番大きな理由は、県内で最も力のある生徒が集まる全国的にも有名な芸術大学だったからです。
全国的に有名なアーティストやデザイナーを多く輩出しており、将来デザイナーの仕事に就きたいと思っていたので、良い環境で勉強ができると思いました。

また、公立大学ということで授業料も私学の4分の1程度だったのも大きな理由の一つです。

私立美術大学は、公立芸術大学を受ける前の予行練習として受験しました。
推薦入試の受験日が本命の公立大の約3ヶ月前に行われたので、試験に慣れる目的と自分が獲得できる点数を確認する為に受験しました。
本命大学の受験の前に入学の意思の有無を伝えなければならなかったので、最初から入学をするつもりはありませんでした。

実技とセンター試験の両立が大変だった

芸術大学の受験を目指していたので、センター試験の勉強と同時に実技の勉強をしなければなりませんでした。
センター試験の必須科目は3教科でよかったこともあり、勉強した分だけ結果につながりましたが、実技の力を伸ばすのは大変でした。

特にデッサンが苦手だったので、受験期間中は毎日のように鉛筆を持って机に向かっていました。

現役生で受験した時は不合格だったので、1年間の浪人生活をしました。
毎日ひたすら絵を描くのは精神的にもかなり大変でした。

センター試験の為に夏期講習や冬期講習だけ塾に通いました。
実技の勉強は毎日美術アトリエ(美大受験用の塾)に通い、朝から晩まで絵を描いたり、模擬試験を受けたりして絵の勉強をしました。
合格できるか分からないという不安の中、絵を描き続けるのはとても辛い作業でした。

浪人後無事に第一志望へ

現役生で受験した時は不合格でした。
1年浪人をした後、無事に本命の公立芸術大学に合格しました。

実技試験は色彩構成で高得点を取りましたが、デッサンと立体造形は現役生で受験した時よりも点数が下がっていたので、ギリギリの危ない点数でした。

一方で、一般教養のセンター試験の点数が3教科ほぼ満点に近い点数を獲得できたので、その点数が助けとなって合格することができました。
後から知ったことですが、デザイン科で定員25人中の25位での合格でした。

予行練習で受験した私立大学も、現役生の時は不合格、1年浪人をした後は合格でした。

受験のアドバイス

合格できるか分からない先の見えない中、ひたすら勉強をする毎日は本当に辛くて大変だと思います。
希望通りの学校に合格できれば良いですが、そうならないことも多いと思います。

ですが本当に100パーセント、必死でやりきったと思えるほど勉強したら、必ず何らかの形で結果がついてくると思います。
人生全体の中においても、勉強に集中できるという環境は本当に短い期間です。

今だけの特別な時間だと思って、精一杯がんばってください。